Q　洗い流さないトリートメントをつければ自然乾燥でも大丈夫ですか。自分で乾かすのが面倒です。

A　乾かした方が髪の毛の状態は確実に良くなります。

髪の毛に対して一番良くないのが「自然乾燥」です。濡れた状態の髪の毛は痛みやすく、クセがつきやすいので自然乾燥にしてしまうと、髪の毛がゴワついてしまいます。極端な話をすると洗い流さないトリートメントよりも髪の毛をドライヤーで乾かした方がダメージは少ないです。これから伸ばしたいという方は今からドライヤーを使う習慣を身につけてあげると、伸びた後の状態が確実に良くなりますよ。

まずは自然乾燥ではなくドライヤーを使いましょう。その上で洗い流さないトリートメントを付けてあげると効果が倍増します。

Q　トリートメントで髪がストレートになったりしますか？

A　トリートメントをすることにより、髪が真っ直ぐなる、ストレートになる、ということはありえません。が、髪がまとまりやすさを得る事は可能ですがストレートにあるという効果がトリートメントに期待することはできないです。

トリートメントとは基本的に髪をコーティングすることです。コーティングをすることにより髪、一本いっぽんのまとまりやすさ、重みを足す事ができ、まとまりやすくなるという効果、髪の毛同士の摩擦が減る、指通りが良くなる、ブローがしやすい、髪のツヤが出やすくなるという効果は期待できます。

トリートメントに髪がストレートになるという効果は絶対にありえません。これは断言致します。トリートメントにより、髪がまとまり、ツヤが出て、指通りがよくなる、という効果は得られます。クセが取れるようなことはないので、どうしてもクセが気になる場合には縮毛矯正のパーマがオススメです。

Q　洗い流すのと流さないトリートメントどちらが重要？

A　基本的にどちらもケアとしては必須です。が、今回の質問からのアンサーとして重要性で考えるとお風呂場で洗い流すトリートメントのケアが重要です。

洗い流さないトリートメントもすごくケアとしては重要なのですが髪質に合ったシャンプー、トリートメントを使うのが一番のホームケアになるかと思います、あくまで洗い流さないトリートメントはその延長だと思って頂けるとイメージしやすいかと思います。

お風呂場でのシャンプートリートメントをまず、髪質にあった物を選ぶ。そこが髪のケアの第一の優先、そのケアがしっかりとされている状態でドライヤーをかける前にさらなるケアとして洗い流さないトリートメントをされるのがベストだと思います。もちろん髪質にあったシャンプーなどは担当の美容師さんに確認して頂ければ間違いないと思います。あくまでプラスαとして洗い流さないトリートメントをしましょう。

Q　髪がものすごく痛んでいます。市販のではなく業務用のトリートメントを使えば元に戻りますか？

A　髪の毛は基本的に減点法でのみ、傷んでいくものです。トリートメントをしたからといって加点されることはありません。どんなに良いシャンプーやトリートメントをつかっても、一度傷んでしまった髪の毛がもとに戻ることは基本的には不可能です。

髪の毛は原則減点法です。日々の生活やカラーなどの施術、なにするにも経過するにあたり傷んでいくものです。生えたての初心な髪が100の体力があるとすると、カラーを施術したことにより10のダメージ、パーマの施術で20のダメージとどんどん減点していきます。その体力が0になった時に切れ毛が発生したりちりちりの髪になったりします。

髪の毛は生きもの。一本一本体力が存在する、その体力をキープするための防御力をあげるのがトリートメントの役目だと言えます。

Q　カラーとトリートメントを同時にやりたい。その場合どちらを先にするべきですか？

A　基本的にトリートメントはダメージ補修がメインなのでカラーやパーマなどのダメージする施術の最後に行うのがベストです。

カラーリングを行うと髪のダメージは進行していきます、その後放置していくと、日々のシャンプーや紫外線などの影響でどんどんダメージが進行していきます。そのダメージの進行を防ぐためにもトリートメントは必須の施術です。トリートメントをしてからカラーリングを行うとトリートメントの成分が流出してしまうのと同時にカラーの色素がなかなか髪に浸透しずらくなるのでご希望のカラーに仕上げることが難しい。デメリットしかないのでトリートメントがカラー後で良いと思います。

ダメージ施術の後にトリートメントをすることによりその日のダメージの進行を食い止めることができるので、カラー後トリートメントを推薦致します。

Q　美容師さんによく市販のトリートメントより、美容院のトリートメントが良いとすすめられます。その理由はなんですか？

A　美容師としてざっくりと話をしてしまうと市販のトリートメントのような比較的お値段が安く売られている商品にｵｽｽﾒできるトリートメントが無いというのが本音になります。商品の品質もそうですが一番の理由がお客様の髪のコンディションにあった商品を選べないからです。

市販の商品との一番の差はやはり値段です。値段と比例して変わるものは何か？それはその商品に含まれる成分に大きな差がでます。良い化粧品は値段が上がるのと同じ要領です。かといって高ければ良いというわけではございません、お客様一人ひとりの髪の状態、頭皮の状態、過去にどの施術を行っているか、普段どのようにケアをされているか、さまざまなケースがあると思います。それをお客様自身で判断し決めることは難しくプロに任せたほうがより良い商品を提案できるからです。

毛髪知識の多いプロに任せる。担当の美容師さんなら髪の状態を知っているのでもっとも適したトリートメントをご紹介して下さると思います。

Q　市販のトリートメントと美容室でのトリートメントは違いますか？ダメージしているので髪改善したいです。

A　ハイダメージの髪質にどんなに良いトリートメントを使用しても、一度傷んでしまった髪の毛が元の状態に戻ることはほぼありません。ご自宅でもサロンでも同じ事が言えます。ですがサロンでしっかりとケアされたほうが仕上がりは良くなると思います。担当の美容師さんにご相談してみましょう。

基本的に髪や爪などは一度傷ついてしまうと元には戻りません。主に主成分がケラチンというタンパク質なのですが爪はひび割れてしまうとハンドクリームなどを塗っても元にはもどらないと思います、これは髪の毛も同様です。トリートメントの役目としては、あくまで、今よりダメージを進行させない、今の髪の状態を維持する、これからのダメージを増やさない様にする。ことを前提を理解していただけると今後のケアの参考になると思います。

一度ダメージしてしまった髪は元には戻らない。トリートメントはあくまで現状維持or現在の髪の状態をベストな状態にする。という事がケアの参考になるかと思います。

Q　リンスやトリートメントはどれくらい洗い流すのがいいですか？

A　基本的にはしっかりと流す必要はございません、さらっと流すのが基本です。

リンスやトリートメントは基本的に髪の中間→毛先につけ、髪を補修し手触りやツヤを与えるものなので、流しすぎるとその成分も多くとれてしまいます。なので多少ぬめりが取れる程度で大丈夫です。が、シャンプーの前の予洗い、シャンプー後の流しはしっかりとすすぐのが理想的です。

シャンプー前後はしっかり流し、リンスorトリートメントの際はさらっと流しましょう。

Q　トリートメントを直接頭皮につかないようにつけた方が良いという話を聞いた事あるのですが本当ですか？

A　トリートメントは髪のケア、頭皮に直接つけないことをオススメしています。

トリートメントやコンディショナーは直接頭皮につけないのがベストです、髪のケアがメインなので中間→毛先につけるようにし、頭皮に直接つけるのは避けるのが基本です。なぜ、頭皮に直接つけてはいけないのか、それはトリートメントの成分には髪をコーティングしツヤ感、手触りを良くする成分が多く含まれています。その成分が頭皮に直接ついてしまうとせっかくシャンプーでキレイにした頭皮の毛穴をつまらせてしまいます。なので、トリートメントをつけたあとはしっかりと洗い流すことを心掛けましょう。

トリートメントは髪のケアなので直接頭皮につけると毛穴を詰まらせてしまう恐れがあるので髪の中間→毛先につけ、しっかりと洗い流しましょう。

Q　ヘアカタログのようなパーマスタイルはスタイリング剤が無くても再現できますか？あまりワックスが好きじゃないです。

A　ヘアカタログの質感に近づけるにはスタイリング剤は必ず必要です。

カタログに載っているようなスタイルは必ずスタイリング剤を付けています。しかしスタイリング剤には好みがありますので、「ベタつくのが嫌い」や「子供が小さいのでつけたくない」という方は、トリートメントだけでも毛先になじませてみて下さい。ほんの少しの違いですが、まとまりやすくなりますよ。

スタイリング剤が苦手な方は、まずは毛先にトリートメントをなじませるところから始めてみて下さい。ヘアカタのクオリティを目指すのであれば是非スタイリング剤を。